かんざえもんのひとりごと

FPであるかんざえもんが仕事・音楽・鉄道・地元のことを中心に感じたことを書いてます。
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歴史的な事件の背景には経済的な要素が大きく絡む

昨日買ってきたのが「桶狭間は経済戦争だった」という本。歴史は基本的に政治面を中心として見られてきましたし、そういう風に教わってきました。しかしこの本の著者である武田知弘氏は経済的な視点から歴史にアプローチしています。まだ1/3ほどしか読んでいませんが、桶狭間の戦いが起こった理由や信長が勝利した理由が、今まで認識していたものより深く理解できるように思います。読み終わったわけではないし、ネタバレになってもよくないので内容については書きません。興味がある方は是非本屋さんで手に取ってみてください。

考えてみれば歴史はイデオロギーだけで動くわけではないですよね。国家も然り、中国なんかはまさにそうではないでしょうか。政治と経済とをどうやって進めていくか苦心惨憺している感じです。政治=共産主義も根本的には経済の問題から始まっていることもありますし、歴史は人間の営みの積み重ねなので古代史や中世史であっても為政者の政治的な側面だけでなく、その時の経済的な状況を知ることでより本質に近づくことができるのだと思います。

この本の著者は歴史学者ではなく大蔵官僚から執筆活動に移ったようですが、歴史に限らずその道の専門家が問題を解決できなかったり間違ったりする場面は今でもよくあります。原子力の専門家がいても原発事故の処理が遅々として進まないとか、プロのファンドマネージャーが運用する投資信託が平均水準よりも利益を上げられないとか、県議会議員が記者会見で子供みたい泣くとか(これはちょっと違うかな?)。専門家には深い知識がありますが、知恵が足りない人がいたりします。我々も専門家の意見を鵜呑みにするのではなく、少しでも自分なりに考えていくことが大切なんだと再認識しながら読み進めています。
posted by かんざえもん 14:45comments(0)|-|


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