かんざえもんのひとりごと

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北陸新幹線狂騒曲、高岡編(その3)

JUGEMテーマ:鉄道
北陸新幹線では営業速度(260km/h)での試運転が始まりました。私はまだW7系の走行する姿を肉眼では見ていません。

・鉄道の高速化を突き詰めると飛行機化する。高岡に空港を作りたいと思えるか?

「かがやき」の新高岡駅通過問題を私なりに考察すると、高岡の地理的位置や歴史的な成り立ちとそれらによって形成されてきた地域性(地元の意識)などの要因が客観的な形となって表れたものに思えます。北陸新幹線(高速鉄道)を走らせるということの一番のポイントは、首都圏と目的地(北陸の主要都市)を短時間で結ぶということです。特に速達タイプの停車駅を考える場合には、目的地(そこの駅)にウエイトをつけて取捨選択していかなければなりません。必然的に県庁所在地がメインになりますので、長野の先の停車駅はまず富山でしょう。金沢は県庁がある終点の駅というだけではなく、観光・文化的なコンテンツをたくさん持っているという強みがあります。

よって、北陸新幹線では首都圏から高速で結ぶべき目的地は長野、富山、金沢になります。鉄道は線で結ばれていますが、新幹線としての目的を考えると飛行機のように点と点を結ぶ要素が強くなりますので、途中で止まる駅が多くなるほど目的が果たせなくなるわけですから、JRサイドから見て富山から約20km、金沢から約40kmの新高岡駅に速達タイプの「かがやき」を停車させる理由はゼロでしょう。

私がこのように思うくらいですから、高岡市の行政や経済界のお偉いさんが状況を認識していなかったはずはないと思います。新高岡駅は富山県西部だけではなく飛騨や能登への玄関口だ、というウリは全く功を奏さなかったということです。現在の「はくたか」の乗降客がある程度いるから「かがやき」の全部は無理でも朝晩ぐらいは停車するだろう、というぐらいの根拠のない期待を勝手に抱いていただけに過ぎなかったのではないでしょうか。いろんな意味で高岡市が周りの自治体に比べて魅力がないのは、このような地域性(地元の意識)が関係している気がしてなりません。これでは金沢や富山にますます差をつけられるどころか、そのうち黒部にも置いて行かれると思うのは私だけでしょうか。
posted by かんざえもん 15:51comments(0)|-|


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