かんざえもんのひとりごと

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北陸新幹線狂騒曲、高岡編(その4)

JUGEMテーマ:鉄道
北陸新幹線の開業まであと3か月となりました。今年の夏ぐらいからマスコミにおいても北陸新幹線開業に向けたいろいろな記事が増えていますし、特に私の地元では新高岡駅における速達タイプ「かがやき」停車(通過)問題で喧しいことは今までもネタに書いてきました。

そんななか12月7日に北海道新幹線が初めて青函トンネルを試験走行した記事が出ていました。北陸新幹線が開通する沿線住民は来年3月にしか目を向けていませんが、ちょっと引いて時間軸を見るとその1年後には東北新幹線が北海道新幹線につながって函館まで行けちゃうようになります。北陸新幹線沿線で見れば金沢の一人勝ちに思えるところですが、1年後になると金沢も函館(北海道)が相手となるので結構厳しいと感じます。北陸は元々地味ですし。また開業時には新高岡駅に停車しなかった「かがやき」が地元の頑張りで1年後のダイヤ改正で停まるようになったとしても、そのころには首都圏の旅行客の目は函館に向いていることも大いに考えられます。

ところで今までの話において留意しておく必要があるのは、新幹線の開業効果を考える前提というか暗黙の了解として観光振興(新幹線を利用した観光客の入り込み)をベースにしているということです。高岡で言えば隣に金沢という強力なコンテンツがあるためか、富山県西部だけではなく能登地方や飛騨地方につながる「飛越能の結節点」になりますよという形で売り込みをしています。これは新高岡駅の乗降客数を単純に増やす効果はあるかもしれませんが、それで地元にメリットがあるのでしょうか?

ここはやはり観光路線ではなく、新幹線をビジネスと結びつけて定住人口を増やすような施策をもっと打ち出す必要があるのではないでしょうか。元々愛想が無いのにインバウンドとか取り組めますか?富山の県民性や歴史的経緯から見ても観光よりは産業とのつながりを高めていく方がしっくりして取り組みやすいと思いますし、人口オーナスとか地方消滅などの課題解決にもつながるように思います。また外からの人を増やすという意味では、富山出身のエコノミストである吉崎達彦氏が提案している「富山出身の人(富山に所縁のある人)は1年に1回はすしを食べに富山に帰りましょう」的なキャンペーンはいいアイディアだと思っています。出身者であれば皆すしが旨いのはわかっているわけですし、継続性も期待できます。

私自身は引き続き「鉄軌道王国とやま」を地道にアピールしていきます。
posted by かんざえもん 14:53comments(0)|-|


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