城端線・氷見線のLRT化検討報道がありました(その1)

  • 2020.01.30 Thursday
  • 11:28

JUGEMテーマ:鉄道

JR西日本から城端線と氷見線のLRT(次世代型路面電車)化に向けた検討を始めると発表がありました。この件に関して鉄分多めのワタクシが思うところを述べてみたいと思います。

 

JR西日本の路線からLRTに転換した事例として有名なのは富山ライトレールです。一応成功事例と言われているわけですが、それと比べて基本的に大きく異なる点があります。それは何かというと路線の距離と沿線の状況です。

・富山ライトレール富山港線 7.6km

・JR西日本氷見線 16.5km

・JR西日本城端線 29.9km

このように路線の長さがライトレールに比べて氷見線で2倍以上、城端線で4倍近くあるのです。この違いは結構大きいと思います。沿線の状況を見てみるとライトレールはほぼ市街地を走りますが、氷見線は海岸の波打ち際を走っているし、城端線は山に向かっているので冬場の積雪が懸念されます。そこに架線を張って万葉線のような車両を走らせるのは大丈夫なのかちょっと心配です。海風が強い時とか大雪の時に今よりも運休が増えるような気がします。

 

LRT化することのメリットとして一般的に認識されているのは運転本数が増えるということだと思います。ライトレールや万葉線は日中だと15分間隔で走っています。城端線や氷見線もLRT化されるのであればそれくらいの間隔で走ってくれることを期待したいわけですが、現在の駅間距離や交換(行き違い)設備を考えると20分間隔が妥当かなと思います。城端線・氷見線ともに全線単線ですから本数を増やしたい時は車両が行き違う場所をたくさん作らなければならなくなるので、その分設備投資が必要になります。そこまでやるのであれば話は変わってきますが。

 

LRT化することで一つの電車の定員は少なくなるけれども今よりは頻繁に来るので利便性は増すし、低床車両になるのでバリアフリーにもなるのでいいことなんですが、長い路線でちゃんと走ってくれるのかとかどれだけ設備投資するのか(厳しいだろうな)と考えてしまいます。また転換する際に設備工事が必要になりますが、その間は運行できない期間が生じることになると思うので、沿線自治体がそれを受け入れられるのかどうかということもあります。そんなこんなで今のところワタクシ自身はLRT化に関しては非常に懐疑的に捉えております。

 

次回はJR西日本側から見て城端線・氷見線をどう考えているかを勝手に想像してみようと思います。

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