城端線・氷見線のLRT化検討報道がありました(その2)

  • 2020.01.31 Friday
  • 17:56

JUGEMテーマ:鉄道

城端線・氷見線のLRT化について、前回は路線の長さや沿線環境そして現状の設備から見てLRTに転換することは難しく、やるとしても設備に多額の資金が必要になると思われるので実現性が薄いのではないかというところを書きました。それではなぜJR西日本はここでこんなリリースを出したのでしょうか?ワタクシなりに邪推!してみたいと思います。

 

国鉄がJRに分割民営化されて以降、城端線・氷見線を廃止してバス転換するという話はたびたび出てきていました。今回はLRT化ですが、なぜ今またこのような話が出てくるかというと、

|噂磴砲海力線が赤字だから

△發Δ垢絢嵶召旅洪兄期が来るけど設備投資したくない

という大きく二つの要因があると見ています。

 

,亡悗靴討榔超鳩舷瑤箸い指標があります。これは100円の収入を得るのにいくらの経費が掛かるかという数値です。かつては線区毎に公表されていたのですが今はされていないので、「東洋経済」の記事の中で鉄道ジャーナリストの梅原淳氏が試算したものを引用させていただくと、

・城端線 461.3円

・氷見線 462.4円

となっています。これは2016年度の数字ですが今も大差はないでしょうから、どこからどう見ても大赤字路線です。JR西日本も上場会社ですから収益を考えなければなりません。

△砲弔い討六箸錣譴討い觴嵶勝淵ハ40系気動車)がだいたい車齢40年となっているのでそろそろ新しい車両に変えていく時期にきています。しかし他所で走っている車両のうちお下がりで回すものはないし新車を投入することも難しいので、この路線を廃止にできないなら少しでもコストを下げる方法を取りたい。そういえば近くに富山ライトレールという転換事例があり、しかもそれがうまくいっているように見えるので今なら地元も受け入れやすいのではないかと考えたのでは?と想像しています。

ただしLRT化が本当にいいとJR西日本が思っているかどうか、ワタクシには疑わしいのですが・・・

 

もうひとつJR西日本の立場で言えることとしては、北陸新幹線の敦賀延伸を見込んでの動きではないかということです。北陸新幹線の金沢開業に伴いそれまで北陸本線だった金沢〜直江津間が第三セクターに移行されました。それにより城端線や氷見線だけでなく高山線(富山〜猪谷)と大糸線(糸魚川〜南小谷)もJR西日本のネットワークにつながらない飛び地状態になっています(七尾線はちょっと事情が違うのでここには含めません)。さらに数年後の敦賀延伸により福井県にある越美北線も同じ状況になるのですが、効率性等を考えてもこれ以上飛び地を増やしたくないのは明白でしょう。そんな将来を考えてまずは城端線・氷見線で負担を軽くする(飛び地を処理する?)事例を作りたいのだと思うのです。

 

次の3回目では城端線・氷見線を考える上で必ず話題にのぼる直通化について考えてみます。

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM